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- Festival - 北村 春一 (青森ねぶた祭り)

(作品名)
青森ねぶた「ダーク吉良」

(解説)
蝋燭、電球、LEDと時代が進むにつれ、光源が進化してきた青森ねぶた祭。今回、ねぶた作品としては画期的な取組みをいくつか試みています。ひとつはダーク吉良が手にする炎の揺らめき。本来、ねぶたは造形を支える内部の木組みがあることから炎の投影を遮ってしまいますが設計段階から投影を逆算した木組み抜きの造形を完成させました。また、ゲストの投げかけによって、ねぶたが点灯する演出プログラムが実装されるのも、恐らくは ねぶた界初の試みです。未だかつてない革新性を持ったアートねぶた。それを声優、大塚明夫氏の名演が引き立たせます。

(プロフィール)
1981年、ねぶた師 北村蓮明の長男として生まれる。
地元の企業や東京での就職経験を経て、2007年帰郷し、父に弟子入りする。
伝統を守りながらも、型にとらわれない「挑み続けるねぶた」を目指している。
ねぶた見学会、県内外での講習会、子ども達へのワークショップ等も積極的に行っている。

2011年より 青森ねぶた祭大型ねぶた(NTTグループねぶた)を制作。
2015年より 目黒雅叙園「和のあかり×百段階段展」「坂本龍馬展」等にて制作。
2015年 スターウォーズねぶた制作。
2018年 NTTグループねぶた「西王母の祝福」知事賞・優秀製作者賞。
2018年 外務省主催「日本ブランド発信事業」にて、マレーシア、韓国での公演を実施。
2019年 NTTグループねぶた「瓊瓊杵尊と木花咲耶姫」商工会議所会頭賞・優秀製作者賞受賞。
2019年 2020東京オリンピックのホストタウンとしてタジキスタンにて講演を実施。